中国の古筝考級(*注1)のテキストを一冊買うと、
初級から上級まで70〜100曲近い楽譜が載っています。
(主編者によって、収録曲や編曲、指使いが少しずつ違います。)
古筝のCDやコンサートで演奏されているような有名な曲や、
各流派の曲、古典から比較的新しい曲まで色々入っていて、
なかなかお得です!^^
日本では、流派や作曲家の異なる箏の楽譜が
一冊の本にまとめられているなんていうことは、まず考えられません。
そして凄いことに、中国ではこの考級曲全ての映像を収めた
VCDが
何種類も市販されているのです。
沢山の曲と、色々な人の演奏姿を見られるので面白いです。
日本の箏の教材には未だにカセットテープのものがあり、
DVDは初級レベルや資料的なものがほんのわずかにあるだけです。
この差は、一体何なのでしょう?・・・
中国では、考級関係のテキスト以外にも沢山の教則本が出版されています。
特筆すべきは、教則本と言っても日本のように初級用の薄いものだけでなく、
古筝の歴史や構造の詳しい解説に始まり、奏法の写真図解や、
初級から上級までの曲の楽譜とその解説、それぞれのレベルの練習曲、
これらが一体化した事典のような分厚いものが存在するということです。
勿論、奏法と練習曲の画像を共に収めたVCDも多数あります。
レッスンに頻繁に通えない私にとっては、非常にありがたい存在です。
最近、二胡の教材については
日本語版が日本の楽器店の店頭に並ぶようになって来ました。
しかし、古筝のテキストやVCDは未だ全て中国語で、
個人的に取り寄せなければ手に入りません。
日本国内の古筝人口がもっと増えてくれたら良いのになぁ〜。^^;
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*注1
民族楽器の考級制度
中国では、二胡・古筝・楊琴・笛・笙・琵琶などの楽器ごとに
全国的な考級試験(グレードテスト)があるそうです。
最も簡単な1級から始まり、
最高級は試験機関によって異なって9級または10級まであります。
目標を持って勉強できて良いですね。
ちなみに、「戦台風」は7級です。(まだ上があるなんて!!)
日本では各流派ごとにお免状制度がありますが、
流派を超えて全国規模で統一するような試験制度は、
まだまだ定着しそうにありません。
もっとも、全国的に画一化されてしまうことが良いことなのかどうか、
一概には言えません。