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とってもスリムな古筝の柱
写真は、上段左から、
中国古筝の最高音の柱、同・最低音の柱、
日本の昔の生田箏の柱
(昭和前半までは木製の物も使われていました)、
日本の標準サイズの柱、十七絃箏用の柱・・・です。
低音用の箏である十七絃箏の柱は大きいですね。

スリムな古筝の柱

下段は、中国(各写真左)と日本(同右)の柱の先端の太さを比べてみたものです。
中国の柱はトップが細いのが、お判り頂けだけますでしょうか?
弦との接地面が少ないので、雑音が少なくなるのではないかと思います。
強度の問題があるのかもわかりませんが、
日本の柱のトップはどうしてこんなに太いのでしょう?
研究の余地がありそうです。

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*柱(じ)
箏の弦と甲(表板)の間にはめる可動の駒のこと。
弦の演奏する側を短くなるように移動させると音は高く、
逆に長くなるように移動させると音は低くなる。
| 楽器の比較 | 21:14 | comments(0) | trackbacks(1) |
背の順に並んでいる!古筝の柱
なんと、中国の古筝の柱は全部高さが異なるのです!
高音弦になるほど背の高い柱、低音弦になるほど背の低い柱を使っているのです。

苦労して撮った写真・・・
微妙な差ではありますが、高さの違いを判って頂けますでしょうか?
両脇に幼児用のレゴブロック(大きいタイプのほう)を
3段に積み重ねてみました。(*^^*)

背の順に並んでいる古筝の柱

日本の箏には、用途に応じて色々な高さ・形の柱があります。
でも、一つの箏の中で、柱の高さを徐々に変化させていくという
考え方は無いように思います。
私自身は、二十絃の低音域に通常より一回り大きいアルト柱を使うことがあります。
ただ、隣同士で柱の大きさが突然変わると音色まで変わってしまうので、
あまり好きなやり方ではありません。
また、十七絃の高音域にあんなに大きな柱が必要なのかなとも常々感じています。
日本の多絃箏、特に十七絃には中国の考え方が有効かもしれません。
| 楽器の比較 | 21:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
日中の箏〜その裏側・・・
なにも箏曲界の舞台裏のドロドロした話ではありません。(笑)
日本と中国のお箏を裏返してみました。

日中の箏その裏側

左側が日本、右側が中国のものです。
(標準サイズのものは長くて真上から撮影できなかったので、
小さいサイズの楽器を写しています。)
どちらも演奏者側から見た写真なので、向かって右側が演奏位置になります。

見えにくいかも知れませんが、何か変なことに気付きませんか?
日本の箏の左側(竜尾側)についている縁取りのようなもの(下足)が、
中国の箏では右側(竜頭側)になっていますよね!
穴の形も対象的です。
いつの時代か誰かがどこかで間違えた???・・・不思議です。

更に、もうひとつ。
中国の箏にある逆S字型の穴は、
表面の絃を通す小穴の並びに合わせて開いているので納得できるとして、
疑問に思うのは、中央にある四角い穴です。

私がこの穴を初めて発見したのは、ウーファンさんのコンサートで、
その時はこの穴にマイクを挿してありました。
無粋な四角い形を見て、音響の為にノコギリで切っちゃったのかと思い込んでいました。
でも、どの中国古筝を見ても開いているようです。
日本の箏には無い穴なので、どんな効果があるのか興味があります。
自分の楽器に穴を開ける勇気はありませんが、どなたか実験してみませんか?(^^)
| 楽器の比較 | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
日中の箏〜背くらべしてみました
本邦初公開〜♪(かな?)結構珍しい写真だと思います。

背くらべ

左端から、日本の箏(13絃)、十七絃、二十絃、そして右端が中国の古筝です。
写真を撮るために、久しぶりに虫干ししました。
やっぱり、日本の箏の音色も捨て難いですね〜。
う〜ん、しまっておくのは勿体無いかなぁ〜
・・・なんて考えながら、今日も古筝ばかり弾いていました。(^^);

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*箏(こと)
日本で最も標準的な13本の弦の箏。日本で「おこと」と言えば、この楽器のことをさします。古い文献に祭祀用と思われる「コト」の記載はありますが、中国の箏が13弦であった「唐」の時代(日本の奈良時代)に大陸から渡ってきたものが、基本になっていると言われています。

*十七絃(じゅうしちげん)
箏演奏家で作曲家でもある宮城道雄師考案の、17弦の低音用(ベース)箏。通常の箏に比べて、長さ、幅、厚み共に大きく、重厚な音色がでます。近年は伴奏用としてではなく、表現力を活かした独奏楽器としても注目されています。

*二十絃(にじゅうげん)
箏奏者 野坂惠子師と、作曲家 三木稔師らの考案による7音階用の箏。低音域、中音域、高音域いずれかの13弦を通常の箏のチューニングにして、既存の箏の曲を演奏することも可能です。開発中に21弦に増弦されましたが、そのまま「二十絃」と呼ばれています。後に野坂師によって更に増弦され、今では25弦のものもあります。現在、「二十絃」という名前で国内で流通しているのは21弦のものが多いです。それでも、二十絃の愛好家は、全国に1000人居るかどうかという程度です。中国の古筝人口100万人と比べると非常に少ないです。日本の多絃箏には、他に宮城道雄師考案の幻の八十絃や、別系統の開発による三十絃などがあります。三十絃は全長240cm以上あるそうで、我が家の天井の高さでは壁に立て掛けることができません。(汗)
 
*古筝・古箏(こそう)
現在、最も標準的な古筝は21弦です。歴史の流れの中で、5、12、13、14、15、16、18、21、24、25、26などに弦数を増やしてきました。その中で、唐の時代の13弦の箏が、当時の日本に伝わってきたとされています。
| 楽器の比較 | 21:07 | comments(0) | trackbacks(1) |
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